適当おじさんの適当ブログ

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プログラミング学習のモチベーションと教育の必須化について雑感

2020年度から必修化されるプログラミング教育について、今更ながらぼんやーりと考えていました。

色々と考えを巡らす内に、大学院生のときに、毎週月曜日に受けていたある講義のことを思い出しました。

毎週月曜日に受けていたある講義

「講師の方がITの最新動向について解説してくれる」という講義でした。講師は大学教授の方ではなく、企業に所属している非常勤講師の方でした。

その時点でホットなトピックスはもちろん、MikuMikuDanceなどの(初音ミクを知っている学生にとって)身近な話題も取り上げていたことを覚えています。講師の方は、学生の興味を惹けるトピックスを厳選し、面白おかしく話してくれていた印象があります。そんな感じの講義内容だったので、非常に人気が高かったです。受講後にはいつも「ITってやっぱ面白いな!!」という妙な充実感に満ちていました。

この講義ではプログラミングに関する話は一切ありませんでした。しかし、プログラミング学習に対するモチベーションは向上していました。文系出身の友人もこの講義のあとは苦手なプログラミングに積極的に取り組んでいたような印象があります。

受講後の「ITってやっぱ面白いな!!」という充実感によって、このモチベーションは引き出されていました。また、講義で知らないサービスなどに触れることで、「自分でWebサービスやツールを調べてみよう」という意欲にも繋がっていました。

プログラミング教育についての雑感

ここからは、プログラミング教育についてざっくり調べてみたことと、先ほどの講義の存在を踏まえた感想(?)です。

授業について

とりあえず情報収集のために以下をざっと眺めました。他にも色々あるようなのであとで読んでみたいと思います。

  1. プログラミング教育:文部科学省
  2. 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ):文部科学省
  3. http://jouhouka.mext.go.jp/school/pdf/programing_guide.pdf

3つ目のリンク先に、授業に対する感想がいくつか掲載されていました。「おもしろい!大変だった!もっとやってみたい!」という声がたくさんありました。

いずれも、ものづくりの楽しさを感じながら、プログラミング的思考を向上させるような授業のようです。ドリルをひたすら解く作業的な授業になっていないか心配でしたが、杞憂だったようです。良かった良かった。

やる気を引き出すことを目的とした授業の存在

なんだかプログラミング的思考を向上させるような現在のカリキュラムは良さそうな感じでした!一方で、教材という観点だけで見ると、現在はオンラインのプログラミング教材が非常に豊富です。その気になれば、学校でなくともプログラミング的思考をいくらでも鍛えることができちゃいます。プログラミングの虜になった子は、家に帰ったら早速、これらの教材を使って勉強しはじめるかもしれません。

やる気のある子がレベルアップするための環境は、すでに整っているように感じます。一方で、やる気がなければ、いくら将来必要なことだと言われても勉強する気にはなりません。

プログラミング教育の必須化にあたっては、「授業時間が十分に確保できない可能性がある」という懸念もありますが、やる気を引き出すことで間接的に解決できるのかもしれないなぁと思いました。自主的に勉強するようになるので。

なので、「毎週月曜日に受けていたある講義」のような授業を通して、「もっと勉強したい!」とやる気を引き出すことは大切だと思いました。こうした授業があれば、授業を通してITに魅力を感じた子の世界を広げてあげることもできそうです。世界を広げてあげることも、プログラミング教育の役割なのかもしれません。純粋に楽しい授業になりそうですし、そうした授業も行われるといいなぁ。

途中から何を言いたいのかわからなくなってしまいましたが、ここまで書いたので投稿しちゃいます。思いつきの書き殴りなので色々とツッコミどころがありそう・・・